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リスク(Lisk)をウォレットに預けているだけで枚数が勝手に増える!?
そんなおいしい話には裏があるはずだ。と疑っている人も多いと思います。
Liskはマイニング(採掘)とは違い、フォージング(鍛造)で枚数を増やすのですが、投票(vote)を始めてメリット・デメリットの多く実感しました。
この記事はLisk334枚の私が実際に投票した考察と結果を記したモノです。
リスクを何年間保有するつもりなのかを考えながら読んで頂ければと思います。
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Lisk nano walletとは
Liskが運営している公式ウォレットで、保有管理することができます。
このウォレットにLiskを保管することで、役員101人を選ぶ投票権を得ることができ、1回につき(1Lisk)を支払って投票(委任)することで、報酬が貰えるようになります。
ウォレットに保管しているLisk枚数によって報酬額も変わります。
私の場合はコインチェックからコインをウォレットに移しました。
ここで心配だったのはウォレットにきちんと送れるかという点。
※1分以内にはウォレットに反映されていました。
【注意点】
コインチェックでは、スマホから Liskをビットコイン建てでしか送れないため、パソコンからコインチェックにログインして送りましょう。
投票(vote)は本当に得なのか?
まずウォレットに移す前に考えなければならないのが、何枚保管していたらメリットが出るのかという点です。
よく投票の4Liskだけですぐに回収できるという話を聞きますが、安全面を考慮すると、初期経費が約10Liskも掛かります。
・登録料 「0.1Lisk」
・二段階認証 「5Lisk」
・投票(権限委任) 「4Lisk」
1Lisk=3,000円の相場で言えば、初期投資が3万円。
この上記3つについて詳しくみていきます。
・登録料「0.1Lisk」
これはLisk nano walletを始めるための登録料みたいなものなので、避けて通ることはできないので強制的に支払う必要があります。
・セカンドパス(二段階認証)「5Lisk」
仮想通貨取引所ではほとんどの人が二段階認証を設定していますよね?
ログインが突破された時、二段階認証を掛けておくことで、自身の仮想通貨(財産)を守ることができるからです。
Lisk nano walleではクラウドのように保存され、どのウォレットからでもパスフレーズが正しければログインすることが可能です。
盗まれる可能性があるので、セカンドパス設定は推奨されています。
・投票(権限委任)「4Lisk」
投票(vote)と呼ばれ、上位101人に権限を委託することで報酬を受けることができる仕組みになっています。
1回の投票(1Lisk)で33人まで投票ができます。
33人+33人+33人+2人=101人
1Lisk+1+1+1Lisk=計4Lisk
役員報酬は上位101人にしか配布されません。
そのため立候補者たちは「役員になっている間は定期的にLiskをお支払します。」と公約を掲げており、役員ごとに払い戻しLisk枚数が異なります。
何枚あればメリットが出るのか?
500Liskあれば月4Liskはすぐに回収できるというのは真実とは異なるという説明に移りたいと思います。
下記の役員別、振込報酬ランキングをみていただきたい。
※追記
Lisk Elite Pool はrobinhoodの約2倍振り込み額が確認できました。
①robinhood 0.07870121 1LSK
②GDT Pool 0.06836983 1LSK
③samuray 0.01318642 1LSK
thepool 0.00741616 1LSK
communitypool 0.01976985 3LSK
334Lisk保有している場合、3日間でウォレットへどれくらい振り込まれているのかのデーターです。
左⇒氏名(役員名)
中⇒貯められているLisk枚数
右⇒Liskが払い出される条件枚数
ここで一番重要なのが、一番右のLisk払い戻し枚数。
1Lisk貯まったら、払い戻されるということを示している。
3日目⇒30日後⇒4か月後
Lisk Elite Pool⇒1.4Lisk⇒5.6Lisk
①0.078⇒0.7Lisk⇒2.8Lisk
②0.069⇒0.6Lisk⇒2.4Lisk
③0.013⇒0.1Lisk⇒0.4Lisk
最初にも説明しましたが私は334Lisk保有しており、1Liskで払い戻しされるので4か月後に9Lisk回収できる計算になりました。
つまりどういうことか??
初期経費に10Liskも支払ってしまうと、約5か月元本回収に掛かってしまいます。
だから最低でも2か月半で回収できる、Lisk800枚以下ならしない方が良いというタイトルにさせてもらいました。
だがしかし!!
初期投資費用を「10Lisk⇒3Lisk」に減らすことができたとしたら?
たった2カ月で元本回収することができます。
初期経費を抑える方法
〇セカンドパスフレーズを設定しない。
〇投票(vote)を101人⇒99人に絞る。
●まずセカンドパスフレーズの話
ハッキングされる可能性がある以上、設定すべきだと思っていますが、枚数が少なくてもvoteしたいのであれば、設定しないというリスクを取る選択肢も一つかなとは思います。
●投票回数を絞る。
101人中3番目③samurayの振り込みでさえ、300Lisk程度では1年間寝かせて1Lisk貰える程度です。
ということは実質1位、2位の方からしか枚数が少ない人は貰えないということです。
liskpool-com-01
4000枚保有で約1年 10Lisk
liskpool.top
1500枚保有で約1年 5Lisk
shinekami
1000枚保有で約1年 4Lisk
101人の中には枚数を持っていなければ、絶対に達成できないような公約を掲げている役員の方もいます。
枚数の少ない人は上記のメンバーは外して問題ありません。上手く99人になるように調整するのです。
【注意すべきポイント】
役員の中でも派閥があり、その派閥のメンバー全員に投票しなければ報酬を支払わないというルールがあります。上に書いたメンバーは所属していません。
まとめ
天才バフェット氏も5年以内に仮想通貨は崩壊すると宣言しているように、永遠にホールドし続けるわけにはいかない。
なら一体自分はどれくらいまでホールドするつもりなのかを考えて行動するしかない。
枚数によって非常に大きく左右されるのがこのリスクナノウォレットの特徴と言えるかもしれない。
私個人の基準で言えば「Lisk800枚」がライン。
それ以下あれば、セカンドパスフレーズを設定せず、初期投資を抑える。
もしくは、投票(vote)自体やらない。
私の場合は、この事実を知る前に始めてしまったのでもう引き戻ることはできない。
皆さんのじっくり考える材料になればと思います。