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この記事は私が実際に医療費控除の確定申告を行った内容です。
去年、娘を出産し今年が初めての確定申告。
お金も戻ってきてお得みたいだしやってみようかな?
と思ったもののひとつの疑問が・・・。
確定申告って面倒そうだけど、いくら返ってくるんだろ?
手間掛けて、5,000円ぐらいならしたくないなぁ~。
と思って調べて、実際にしてみたのでご紹介したいと思います。
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いくら戻ってくるの?
一番気になるのは・・・。
申請すれば、いくら戻ってくるのかですよね!?
結論から書きます。
長女を出産したこの年の医療費は約17万円。
医療費控除の還付・減税は約16,728円(年間)でした。

医療費控除の計算方法は!?
家庭によってそれぞれ金額が違うので、まずは計算してみましょう。
医療費控除の計算式は、総所得が「200万円(以上or未満)」で異なります。
育児休業者や寿退社なら計算方法が200万円以下で私と同じなので参考にしてください。
※源泉徴収票が必須なので用意しましょう。
〇総所得が200万円未満の計算式
給与所得控除後の金額
(総所得)「1,169,600円」
(医療費)-(補填)-(総所得の5%)=医療費控除額
出産費用(医療費) 59万円
出産一時金(補填) -42万円
(総所得の5%)
※1,169,600円×5%=-58,480円
--------------------------------
医療費控除額 111,520円
医療費控除額×所得税率=還付金・減税額
所得税「5%」 ⇒ 5,576円(年間)
住民税「10%」⇒11,152円(年間)
--------------------------------
年間合計金額 16,728円

医療費の対象外項目は!?
出産費用の全額が医療費控除の対象と言うわけではありません。勘違いしやすい項目をピックアップすると・・・。
・タクシー代
・個室ベッド差額代
妊娠して定期健診等でタクシー通院することもあるかもしれませんが対象外です。
出産前の陣痛で緊急を要し利用した場合は対象になります。
また産後は、大部屋ではなく個室を希望することがあると思います。
その場合も対象外で、病院側の都合で個室になった場合は対象です。
出産費用の話を中心に話をしてきましたが・・・。
医療費控除は、それ以外にもまとめて申請することができます。
例えば、妊婦時以外に利用した「病院代・薬代」や「家族が利用した医療費」
控除金額が増えればそれだけお得になる可能性があります。
確定申告のやり方は!?
ここまで話を聞いて
あなたは確定申告「やりますか? or やりませんか?」
私は、1万6千円しか戻ってこないなら、しなくても良いと思いました。
初めてのことをするのは、手間とストレスが掛かりますし、赤ちゃんの面倒を見ながらだと余計に大変です。
時給5000円の高時給バイトのような感じではありますが、あんな払ったのに実際はこんだけというショックの方が大きかったです。(苦笑)

やると決めた人は下記を準備してください。
確定申告の期間(2月16日~3月15日)
・確定申告書
「税務署へ取りに行く、取り寄せる、WEBサイトで作成しプリントアウト」
・源泉徴収票
「会社から受取、提出する必要があります」
・医療費の領収書
「領収書の添付の必要はありませんが5年間の保管義務」
・マイナンバーカード
・銀行口座の通帳
・印鑑(シャチハタ以外)
これらを指示された確定申告書に順番通りに書き写すだけ。
一部計算しなければいけませんが、計算方法は載っています。
最後のまとめ
最終的な選択肢は
・確定申告の手間を面倒だと思いしない。
・1万6千円を時給バイトだと思ってこなす。
私の場合は出産費用が無痛分娩をしたこともあり高めなので確定申告をしました。
ですが、出産一時金と同等の金額しか支払ってないのであればする必要はないと思います。
少なからず手間は掛かるし、分からないことを考えるとストレスになりますしね。
もしされる方は参考にしていただければと思います。
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